人々の生活及び様々な産業活動によって発生した汚水が、地中の下水管やマンホールポンプ場を経由しながら下水処理施設へ流入してきます。
下水道とはその下水道管、終末処理場などの総称です。汚水を、水処理施設で川や海に流せるレベルまできれいに処理して放流しています。また、水処理の際に発生する有機性汚泥も処理を行い産業廃棄物として運搬しています。
大切な公共の財産、「下水道」
人々の生活及び様々な産業活動によって発生した汚水が、地中の下水管やマンホールポンプ場を経由しながら下水処理施設へ流入してきます。
下水道とはその下水道管、終末処理場などの総称です。汚水を、水処理施設で川や海に流せるレベルまできれいに処理して放流しています。また、水処理の際に発生する有機性汚泥も処理を行い産業廃棄物として運搬しています。
365日24時間体制で処理場内の機器の運転状況を監視しています。状況に応じて遠隔で設備やポンプ等の機器を運転・停止したりします。
当社では関係各機関と連携し、「きれいな水を未来まで」をモットーとし、終末処理場の施設維持管理を行い、公共の財産を守っています。
機器に異音、振動、発熱等の異常がないか点検し、故障の早期発見・早期対応に努め、延命化を図るために消耗部品の交換作業などの整備も行います。
作業効率アップと労働災害予防のために、清掃や整理整頓を行っています。
常に良好な状態を保ち、処理場本来の性能が発揮されて良好な水質を維持することにより水質汚濁を防止し、豊かな自然環境の保全につながります。
下水道管は自然流下で流れるように勾配を付けて処理場へ流入するように布設されていますが、地形や距離によってはマンホール内にポンプを設置して汚水を地表付近まで汲み上げ、再び自然流下で流れるようになっています。
定期的な点検・清掃や、故障が発生した場合には緊急対応を行い、路上に汚水が溢れ出ないよう管理を行っています。
ポンプが正常に稼働しないと色々な場所で汚水が溢れ出てしまいます。定期的なメンテナンスがとても重要になってきます。
処理場へ流入してくる汚水から、処理工程中の処理水、川へ放流する放流水の各水質の状態を把握し、常に放流基準を遵守し処理が適正に行われているかを確認しています。
放流基準を遵守した良好な水質を放流することにより、水質汚濁を防止し豊かな自然環境の保全につながります。
下水及び上水の処理過程で発生する汚泥を、濃縮して脱水した後に残った固形物質(脱水ケーキ)の収集運搬を行っています。
産業廃棄物処分施設に運び込まれた脱水ケーキは、肥料やセメントの材料として再利用されているんですよ。